上智大学 大学院 グローバル・スタディーズ研究科 国際関係論専攻 上智大各HPへ お問い合わせ
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教員紹介

蘭 信三(あららぎ しんぞう)

2008年着任 教授 博士(文学)(1997年 京都大学)
オフィス:2-1012 Tel:03-3238-3572 Email:araragi*sophia.ac.jp (*の部分は@)

担当科目

外国研究と国際社会学(外国語学部基礎科目)、国際社会学へのアプローチ、国際社会学1・2、演習1・2(国際社会学)、国際社会学研究1(大学院)

研究関心

【国際人口移動研究】グローバル化に伴い顕著となった移民、難民等のヒトの国際移動を研究対象としています。そのミクロな生活世界とマクロな社会変動やポスト・コロニアリズムや人権意識等々という社会規範や社会意識との連関を国際社会学的に考察しています。また、北米移民・南米移民と「満洲移民」など植民地や勢力圏への日本帝国をめぐる人口移動の連関メカニズムを総体として理解することを目指しています。得意な領域としては、東アジア、具体的には旧満洲への農業移民、中国帰国者、在日朝鮮人などですが、広く世界中の移民難民に関心を持っています。それと、現場でのフィールドワーク、とりわけライフストーリーの聞き取りを主な研究法としており、「満洲」経験や戦後経験の聞き取りを行っております。

主要業績

(1) 『「満州移民」の歴史社会学』行路社、1994年
(2) 『「中国帰国者」の生活世界』行路社、2000年(編著)
(3) 『国際化のなかの移民政策の課題』明石書店、2002年(共著)
(4) 『満洲とは何だったのか』藤原書店、2004年(共著)
(5) 『満洲 記憶と歴史』京都大学学術出版会、2007年(共著)
(6) 『満洲泰阜分村 七〇年の歴史と記憶』不二出版、2007年(共編著)
(7) 『戦後日本における市民意識の形成 戦争体験の世代間継承』慶應義塾大学出版会、2008年(共著)
(8) 『日本帝国をめぐる人口移動の国際社会学』不二出版、2008年(編著)

学生へのメッセージ

グローバル化の深化にともない、国際人口移動研究は現在もっともホットな研究領域です、ここ二〇年ほどで長足の進歩をとげました。そのアプローチも、視点も様々ですが、まず何よりも自分の関心のあるテーマをしっかりと掴むことが大事です。私自身は、「満洲」へ移民として渡り、敗戦で引揚げてきた夫婦へのインタビューに衝撃を受けて現在の研究に進みました。研究書からの衝撃、ニュースからの衝撃、日常生活での衝撃、どこからでも研究関心は生まれてきます。その関心をしっかりと受け止め、育てていってください。そして、自分の得意技を磨いて下さい。本を読むのが好きな人は研究書をしっかりと読んでください。街を歩いたり人と話すのが好きな人はインタビューやフィールドワークを行うことです。後は、健康に留意してマイペースでテーマを掘り下げれば、道は自ずから開けてきます。
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